vol.35
携帯電話の電波が届かないうきはの山奥に、鶏たちの元気な鳴き声が響き渡る。
「アレルギーのある子どもにも、安全・安心なたまごを食べさせたい」という前代表の思いを受け継ぎ、日々、鶏たちに愛情を注ぎ続けているのが、若き養鶏家・塚本優さんだ。
耳納山系の山間部にあたる田篭エリアは、豊かな自然の中に茅葺き屋根の民家が立ち並ぶ、日本の原風景が今なお残る場所。そんな山里でのびのび育った鶏は、一体どんな味わいのたまごを産むのだろうか。
集落から少し離れた標高400mの地に、『山もり養鶏場』はある。元々は、前代表の森智寛さんが始めた養鶏場で、半年前、従業員だった塚本優さんにバトンが渡された。森さんの頃から変わらないのは、平らな地面の上で鶏たちを放し飼いにする平飼い方式。1坪あたり10羽以内という一般基準のもと、3棟の鶏舎で計1300羽の鶏たちを育てている。
誌面をちょい見せ
続きは本誌で
最新試し読み記事
ソワニエ+ vol.90 2025年3・4月号美味しい顔 〜料理人の履歴書〜 CHEF'S HISTORY VOL.42
ソワニエ+ vol.90 2025年3・4月号嬉しい手みやげ VOL.40 たまごサンドイッチ
ソワニエ+ vol.90 2025年3・4月号九州のスター生産者 vol.41 朝倉 川茸
ソワニエ+ vol.90 2025年3・4月号ようこそ、この街へ♪福岡ごはん新定番
ソワニエ+ vol.89 2025年1・2月号美味しい顔 〜料理人の履歴書〜 CHEF'S HISTORY VOL.41
ソワニエ+ vol.89 2025年1・2月号嬉しい手みやげ VOL.39 Bean to Barのチョコ