ソワニエプラス編集長の井上が雑誌制作の裏側をこぼれ話と共に紹介します。
福岡出身の某有名人も太鼓判を押す「吉塚うなぎ屋」は、コロナ禍で予約システムが改良されて利用しやすくなりました。少しお酒を飲み、最後はうなぎで締めるなんて、大人だけに許された美味しい時間。店の2階にある客室には、河童の絵が描かれた大きな陶板が飾られています。これは、北九州市若松出身で芥川賞受賞作家・火野葦平(ひのあしへい)氏によるものです。
渡辺通にある「やま中 本店」といえば、建築家の磯崎新氏が設計した建物もすばらしいです。磯崎氏は「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞を受賞された方。店内・外観ともに昼と夜で印象が違うのも面白いです。2階には茶室もあり、非日常を感じられます(個室としても利用可)。
目の前でソースをかけてもらうと、鉄板からジュージューと音が鳴り、一気に湯気が立ち上ります。その音と香りで食欲がそそられ、あっという間に完食。若い人にもぜひ食べて欲しい「グルメ風月」の逸品です。こちらでランチをした後に人と会うと、「昼何食べたんですか 」と聞かれるまでがお決まりです。服や髪についたにおいって、なかなかとれませんよね…。