vol.46
凛とした空気に包まれた森の中。
原木から生える椎茸を丁寧に収穫していく、その眼差しはいつだってひたむきだ。
大分県豊後大野市は「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」にも登録されるほど豊かな自然環境が広がる山間地。標高540mの冷涼な地で小野晋作さんの父が椎茸栽培に取り組み始め、受け継いだのが41年前だ。「職人肌なのでとにかく厳しかった。“美しい仕事をしろ”が口癖でしたね」。今も父の栽培方法を踏襲している小野さん。美しい仕事とは、原木を組む時に長さを揃えること、椎茸の形の良い傘、乾燥させた時の色合い、作業、品質すべてにおいて言えることだ。冷たい風は品質に影響するため、気温が下がれば原木にビニールをかけるのも父の教え。「雨除けにもなります。全部にかけるのは手がかかるけど親父の顔が浮かぶから手は抜けんわ」と顔をほころばす。
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