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九州のスター生産者 vol.40 西区 トマト

九州のスター生産者

vol.40

西区 トマト

ビニールハウス内に広がる緑のカーテン。
そこに実るのは、色とりどりのトマト。
今まで知らなかったトマトに、『西農園』で出合える。

西正剛さん・陽子さん/TomatoFarm 西農園

1.あるイベントで食べたトマトの美味しさに衝撃を受け、トマト農家に興味を持ったという正剛さん。妻・陽子さんの存在も大きく、基本は二人だけで全品種のトマトを管理している。2.3.みどりちゃん、ウマミーオレンジ、フルティカ、プリンセスロゼなど、可愛い名前の品種がずらり。4.糸島市のほど近くにある、4棟のビニールハウスで栽培。7~9月の植え替え時期以外は、トマトを購入することが可能。土曜の午前中は農園で直売している。
手間と愛情を惜しみなく注ぎ、品種毎の特性を最大限に引き出す

作業場に置かれた箱を覗くと、赤・黄・緑・オレンジとカラフルなトマトがずらり。小玉・中玉・細長いもの…と形も様々で、それぞれが個性を放っている。「せっかくなら周りの農家さんがしていないことをと、いろんな種類のトマトを栽培することにしました」と代表の西正剛さん。2016年に農園を立ち上げ、妻の陽子さんと共に12~15品種のトマトを作り続けている。
品種が多いと、その分増えるのが手間。例えば寒色系のトマトは直射日光が強いと色落ちするため、夏場は遮光シートで覆う必要がある。また品種毎の栄養吸収力に合わせ、肥料の濃度を変えるのも多品種ならではの一手間だ。

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続きは本誌で

ソワニエ+ vol.89 2025年1・2月号より