Editor's Report編集部だより

2021.11.22

~洗練されたリニューアルで新たな日本料理を魅せる~

福岡の飲食店情報を発信する「ソワニエプラス」編集部だより
今回はリニューアルした「なだ万蒼宮」の内覧会を取材しました。

長い歴史を持ち、誰もが知る日本料理の老舗「なだ万」が追い求める
「老舗はいつも新しい」の精神でオープンした九州唯一の「なだ万蒼宮」。

通常、ホテルや百貨店などに出店することが多い「なだ万」が
福岡・中洲という場所に飲食ビルの2フロアを使った
新しいスタイルで登場したのが2019年7月の事でした。

オープン後、半年ほどでコロナ過となってしまい
実質7か月ほどしか通常営業が出来なかったという状況から心機一転。

お客様に「より快適に過ごしていただきたい」との想いでリニューアルを実施。
女性スタッフを中心にデザイナーと相談し、女性目線で考えられ
「快適さと高級感あふれるラグジュアリー空間」として生まれ変わりました。



10階は「なだ万蒼宮 BAR&TERRACE 和 Dining-蒼 so -」としてリニューアル。

贅沢なソファーダイニングではお酒に合うアラカルトメニューを提供し、
夜景も楽しめる大人の空間に進化しています。


【高層階ならではの蒼き眺望は最高】

リニューアル後のコンセプトに合わせ新しいメニューも発表されました。
諏訪田調理長が考案した「お酒に合う料理」で日本酒やワイン、ビールも愉しめます。



【今回発表されたアラカルトの数々】

リニューアルに合わせて登場したクラフトビール「BREWDOG」3種は
料理長おススメのアラカルト「じゃがカルピスバターコロッケ」や
「スペアリブスパイシー揚げ」と相性が良さそうです。

【左:3種あるBREWDOGからPUNK IPAを試飲。クラフトビール好きにはたまらない複雑な香りとスパイシーな味が特徴】
【右:見ごたえのある大型セラーにはワインの他、日本酒から焼酎の銘酒がずらりとありました】

9階の個室エリアは新しい生活様式に対応した完全個室に改装され、
1830年の創業から受け継ぐ四季折々のお膳や懐石料理が楽しめるくつろぎの空間。

お祝いの席や接待など大切な人との会食に、アクセスも便利な店として利用できるのはありがたいですね。
テーブルにはアクリル板など安全安心にお食事できる環境も整っています。

9階からの眺望も個室それぞれで窓のデザインも異なる為、趣がありました。


今回は9階の個室で調理長がコースメニューからセレクトした
特別料理を試食させて頂きました。


【先付 水菜 木ノ子浸し とろろするめ】
とろろするめの食感と水菜のシャキシャキ感が楽しい最初の一品

先付の次はお膳が登場。

まずはなだ万定番メニューのフォアグラ茶わん蒸しから実食。


口の中に入れただけで溶ける
【蒸物 フォアグラ茶碗蒸し 蟹餡】蟹の風味が絶妙


【焼き物 鮭幽庵焼 丸十蜜煮 チーズ溜まり漬け】

キリっと冷えた辛めの日本酒か白ワインが合いそうな鮭とチーズ
鮭は外はカリっと中はふわふわで細やかな仕事が嬉しいですね
チーズのコク、サツマイモの優しい甘みが鮭とループして酒が進みそうです

続いて・・・

【揚物 有田鶏唐揚げ 煮玉子燻製 青唐 葛素麺】



「味の組み立て、食感、色、香り」の調和が取れた一皿を食すごとに期待が膨らみ、お膳の試食スピードもアップします。


中を開けて驚いた

【左:煮物 牛すじ煮込み饅頭 青味 人参 友汁餡】仕掛けが繊細です。

【右:サラダ チーズ豆腐 カプレーゼ風 スモークサーモン バジル】バジル薫るさっぱりとした一品

最後はリニューアル記念調理長特別メニューの【鯛の釜炊きご飯】で〆ます

 

最後までキレイに完食「大変おいしゅうございました。」

■今回取材したお店

『なだ万蒼宮』
福岡市博多区中洲2-3-8 G-CUBE NAKASU9階・10階
TEL 092-271-7161

営業時間:10階 ソファーダイニング
11:30~15:00(OS14:00)
17:30~23:00(料理OS22:00、ドリンクOS22:30)

営業時間:9階 個室エリア
11:30~14:30(OS13:30)
17:30~22:00(OS20:00)

ホームページ https://www.nadaman.co.jp

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