2010年7月20日発売号 Vol.2
心からもてなしの気持ちを感じる酒と料理との出会い。そこは、生涯付き合える貴重な店になるでしょう。そんな1軒を探しに出掛けませんか。
NOTTILUCA
住宅街にひっそり佇む一軒家で地元食材のイタリアンを

「北海道産日高ポークの香草グリル」(2400円)。
大分産の赤ワインにぴったりな一品。
こだわりは博多。福岡育ちのシェフが「地元だから味わえる素材をイタリアンで楽しんでいただけたら」と話すように、野菜や魚は地場のものを使う。一方で「これ」と思う食材に出会ったら積極的に取り入れる姿勢も忘れない。そんな心意気を随所に感じさせる料理は、訪れる人の期待を裏切らない。さらに食事を演出してくれるのが、住宅街にひっそりとたたずむ一軒家というロケーションだ。静かに流れる時間は、親しい友人や家族と過ごす大切なひと時を忘れがたいものにしてくれるだろう。

シックな店内には会員限定の個室も。気になる人は会員になってみては?
祇園本陣
女将さんの笑顔に癒され料理に元気をもらう

手前から「牛テール焼き(テールスープつき)」(1500円)、「牛さがり」(600円)、「牛たん串」(400円)。
大分麦焼酎は必須。

店内にはカウンターとテーブルがある。一人でふらりと立ち寄る客も多い。
のれんをくぐると「ただいま」なんて言葉が思わず出てしまいそうな店だ。なにしろ女将さんの温かい人柄が店内に満ち溢れているのだから。席についたとたんにネクタイをゆるめる客が多いのもうなずける。迷わずオーダーしたいのは串焼き。オープン以来30年以上、こだわり続けているだけあって常時30~40種類あるラインナップも魅力ながら、目の前で焼かれるパフォーマンスも見事。立ち上る煙もまた食欲をそそる。酒を愛する人にも、料理を愛する人にも同時に慕われる店だ。
なが沼
博多の”うまいもん”に出会いに今宵も人が集う店
スパイシーな香りと味が食欲をそそる「カレーもつ鍋」(1人前1000円、2人前より、写真は4人前。)
シメはごはんにチーズでリゾット風に。

1階はカウンター、2階は座敷になっており、それぞれのよさを楽しめる。
カウンターに常時7~8種類の大皿料理が並ぶ。それらを選ぶのもいいが、ここではぜひともメニューに頼らずに注文してもらいたい。店主いわく「メニューには定番料理が並びますが、その日仕入れたいちばんおいしいものを、お客さんの好みに合わせて料理し、ピッタリのタイミングでお出しするのが喜び」なのだそう。実際、常連客のほとんどが”おまかせ”でオーダー。どんな素材に出合えるのか、それらが店主の手によってどう生まれ変わるのか…足繁く通って舌で四季を感じてみたい。
かゆう美酒美食
天ぷらを贅沢に楽しむなら迷わずここへ

手前から「天ぷら盛り合わせ」2000円、「天ぷら屋さんのフォアグラ」2000円
盛り合わせは全部で9種。季節ごとに食材は変化する。
天ぷらは「素材の余分な水分を出し、旨みを凝縮する贅沢な料理」と話す店主は、丁寧な仕事で訪れる客の舌と目を楽しませてくれる。”ねた”は旬の素材を全国から取り寄せるだけあって、いわゆる定食はもちろん、「こんな天ぷら初めて!」と驚くものまで実にさまざま。どれも一口ほお張るごと「サクッ」という小気味よい音と、ふんわりジューシーな歯ごたえに、あらためて天ぷらの虜になるだろう。博多の斬新な食材と天ぷらとの出会いが幸せな時間を約束してくれる。

心地よい雰囲気に酔いながら、つい箸がすすんでしまう。
●商品に関するお問い合せは
三和酒類株式会社 0978-32-3737
http://www.iichiko.co.jp/
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